履歴書・職務経歴書の書き方

履歴書・職務経歴書の書き方
「履歴書」とは?

「履歴書」とは、自身の履歴をプロフィールとともに読み手にアピールするセールスツールといえます。
ここでいう「読み手」とは、自身が求人応募した企業の人事担当者となります。
「採用されること」を目的とし、多くはそのファーストステップとして自身を売り込むために利用するツールなので、
「読み手」となる人事担当者にマイナスイメージを植え付けないことを第一としないといけません。
● 誤字脱字が無いこと
● 簡潔明瞭であること
● 見やすいこと(字の大きさ、折り返し、句読点、レイアウト等)
● 「良い写真」であること(ピンボケのない証明写真、清潔感、爽やかな表情等)

手間だと思って適当に作成した、と感じられる履歴書は、まず読みません!
大切なものだから時間をかけて丁寧に作成した、思わせる事が一番大切です!

求人応募における「履歴書」の重要性

多くの場合が、応募の際に「まず履歴書を送付してください」となります。
この場合は、履歴書のみで面接に呼ぶかの合否を決定します。
たとえ面接に自信があっても、履歴書で良い印象を与えられなければ、面接に進めず門前払いとなってしまうのです。
よって、履歴書は細心の注意をはらって丁寧に書かないといけません。

手書きか?PCか?

これに関しては人事担当者の主観となり、一概には言えませんが、双方とも良いところはあるように思います。
● 手書き履歴書 ・・・自身の手で思いを込めて丁寧に書かれている、という評価を得られる。⇔ 乱雑で字が汚いと逆効果。
● PC印刷履歴書・・・とにかく整然としていて見やすい。⇔ 一度作ったものを使いまわしている、という印象を持たれる。
※ 写真をレイアウトしてまとめて印刷してしまうのは大減点となります。必ず別途証明写真を貼り付けてください。
どちらもミスなく作成することが大前提ですが、「手を抜いている」という印象を与えない為に丁寧に作成しないといけません。

理想的な書き方

1.名前
履歴書の「名前」記入欄は他の項目に比べ少し大きく取られています。
自分の名前を覚えてもらう為にも、若干太く大きめに書いた方が良いでしょう。
※ やりすぎはよくありません。

2.生年月日
和暦と西暦を併記します。人事担当者はこの「気配り」にインパクトを覚えます。

3.履歴
学校履歴は高校卒業から記入。
学校名、学科、企業名、所属部課は省略をしないこと。(○○県立○○高等学校 ○○科、株式会社○○ ○○部○○課、(株)はダメ)
退社理由はあえて書かなくても良い(一身上の都合により退職、自身に原因のある解雇の場合は「退職」のみ、会社都合の場合は「業績不振により解雇」)

4.趣味・特技
面接時のフリートークに用いられることが多いので、相手の興味を引くことが書かれていると楽しく質問をしてきます。
「スポーツ」、「映画鑑賞」と一言ですまさず、あと一言具体的な内容を付け加えると良いでしょう。