長距離運転は、人にとっても車にとっても負担がかかります。
普段から車に乗り慣れている人も、あまり運転しない人も、長距離運転となると前もって準備を整えておくべきでしょう。
たとえばドライバーの仕事を始めていざ長距離運転をすることになった場合、どのような準備が万全だと安心でしょうか?
今回は、長距離運転の事前準備としてドライバーがチェックするべき4つのポイントを解説します。
① ガソリンやバッテリーのチェック
長距離ドライブに出発する前は、ガソリンを満タンにしてから出発することをおすすめします。また、目的地までのルート中にあるガソリンスタンドについてもある程度把握しておくと安心でしょう。
バッテリーや冷却水・オイルのチェックも重要なポイント。状態が良くなければ、トラブルに発展する前に適切な対処を済ませておくべきです。
事前にチェックをしておけば、エンジンがかからないなどの突然のトラブルを回避できます。心の余裕を保つためにも、最適な状態に整えてくことをおすすめします。
② タイヤの点検
タイヤの空気圧は、1ヶ月の間に約5%下がるともいわれています。適切な空気圧になっているか、可能であればガソリンスタンドで確認をしましょう。
また、傷やひび割れのチェックと残り溝が減っていないかも確認しましょう。もしも傷があるのに放置していると、突然のパンクやバーストといった重大なトラブルにつながりかねません。
③ 天気や自分のコンディションチェック
道路は天気によって通行止め等になる可能性もあります。渋滞などが発生する地域もあるため、天気予報を事前に把握しておくと慌てず対処できるでしょう。
また、自身の体調管理もとても大切です。運転する前日は軽めで消化に良いものを食べて体の負担を少なくし、早めに就寝しましょう。
そして運転中は飲み物を常備するなど、水分不足にならないようにも気をつけましょう。
④ 行先までのルート確認
目的地までの走行ルートを事前に確認しておきましょう。運転する時間帯に、通行する道路が規制していないか、事故渋滞が起きていないかも調べておくと安心です。
道路状況については、WEBサイトなどでもリアルタイムで情報を入手できます。
また、無理なく運転できるように休憩できるサービスエリアやパーキングエリアなどの場所も把握しておきましょう。
まとめ
長距離運転も珍しくないドライバーの事前準備は車の点検だけでなく、自身の体調を整えることも重要事項です。
今回ご紹介した4つのポイントを参考に、車体と健康状態共に万全な状態で安全な長距離運転を心がけてください。