「大型免許を取りたいけれど、難しそうで踏み出せない…」という声をよく耳にします。
ただし、受験者の合格率自体は決して低いわけではなく、きちんと準備をしていれば取得することが可能なのが大型免許です。
今回は大型免許の難易度や試験を突破するための5つのポイントを詳しくご紹介しますので、トラックドライバーや運送業に興味がある人はチェックしてください。
大型免許ってどれくらい難しい?
まず気になるのは「合格率」ではないでしょうか。
教習所に通って試験を受ける場合、技能・学科ともに合格率は90%以上と高めで、基本操作やコースを把握しておけばほとんどの人が合格できるといえます。
一方で、直接試験場に出向いて試験に挑戦する「一発試験」の合格率は30~50%と低めの傾向です。
未経験からのチャレンジの場合、一発試験はリスクが高いので教習所に通って受験するほうが安心でしょう。
合格するための5つのポイント
ここでは、合格するためのポイントを5つに分けてご紹介します。
①バックは目視+ミラーで慎重に
死角が多い大型車では、ミラーに頼らず視線を動かして確認することで、失敗を防げます。
②内輪差・オーバーハングを意識した丁寧な右左折
大型車ならではの「内輪差」のコツを掴んでおきましょう。とくに左折のときは死角が多く、事故につながりやすいです。対向車や歩行者を意識して練習するのがポイントです。
③安全確認は「見えるように」アピール
試験官にも安全意識が伝わるように、はっきりと目視を行います。停車の際もきちんと止まることを意識すると好印象を与えられるでしょう。
④ブレーキの感覚を掴む
普通車と違い、大型自動車はブレーキの利きが強めです。ゆっくりとブレーキを踏み、停止線を越えたり離れすぎたりしないように止まる練習をしましょう。
⑤コースを事前に把握しておく
実際に試験を行う教習所のコースを把握し、慣れておきましょう。試験前にイメトレをすることで、緊張感が和らぎます。
まとめ
大型免許の取得には、一発試験か教習所に通うかの2つの選択肢があります。
今回は合格するための5つのポイントをご紹介しましたが、まずは大型車の大きさに慣れることが基本。試験中に緊張していても冷静に運転できるよう、練習を重ねてコツを掴んでおきましょう。
そして大型免許の取得は、ドライバーとしての可能性が広がるためキャリアアップを目指すならマストといえます。合格率も基本的には高めなので、悩んでいる方はしっかりと準備をした上でチャレンジをしてみてはいかがでしょうか。