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大型免許の取得が難しい理由&合格しやすい人の特徴を解説!

トラックドライバーの方がキャリアアップを目指す場合、手に入れておきたいものの一つが「大型免許」ではないでしょうか。

大型免許があれば、車両総重量11トン以上・最大積載量6.5トン以上のトラックや乗車定員30人以上の大型自動車も運転でき、スキルだけでなく仕事の幅も広がります。

一方、大型免許は取得が難しいという意見もチラホラ。そこで今回は、大型免許の取得難易度について詳しくまとめます。

大型免許の取得が難しい理由とは?

まず、基本的な大型免許の取得条件として下記の項目が挙げられます。

  • 21歳以上
  • 視力が片目5・両眼で0.8以上(深視力、色彩判別クリア)
  • 10メートル先で90デシベルの聴力
  • 普通・中型・準中型・大型特殊などの運転免許を通算3年以上所持

※特定の病気を持っている方や飲酒運転経歴がある方は除外

 

こうした条件以外に難易度を高める理由としては、大型車両の複雑な操作や内輪差、死角の多さなど実際の運転における技術面が関係してくるでしょう。

とはいえ、大型免許は教習所を経て本試験に臨めば合格率がかなり高くなります。

合格しやすい人の特徴

先述の通り、大型車両の運転は特殊な技術を要します。

そんな中で試験に合格しやすい人によく見られる特徴としては、例えば以下のようなポイントがあります。

車両感覚に優れている

大型車両は左右や後方に大きな死角があるので、日頃から座席やミラー調節をして常に周囲に気を配れる人が理想です。

特にバック時はミラーだけでなく、死角を後部の窓から目視確認するなど慎重な操作ができる人なら取得しやすい資格といえるでしょう。

車両の特徴を理解している

大型車両は内輪差が大きいため、右左折時やカーブ時に巻き込みの可能性を考慮して速度を落とし、急ハンドルをしないよう徹底する姿勢がマストです。

発進時はゆっくりとした動きでスムーズに、停止時は早めのブレーキを踏むよう心がける必要があります。

日頃から技術向上意欲がある

車庫入れや縦列駐車、S軸ランク、坂道発進など大型免許取得の壁は決して低くありません。

適切なハンドリングや操作をするには、体得できるまで繰り返しの練習が不可欠でしょう。

教習所でも常に安全運転に気を使い、試験に向けてひたすら技術向上に努めてください。

まとめ

大型免許を取得するには諸々の条件を満たすこと、教習所に通う費用や時間も工面すること、技術向上に努めることなどが必須です。

そして普通自動車とは勝手が違う運転への理解をきちんと深められれば、合格までの道のりは決して遠くありません。

運転が好きでさらなるスキルアップを目指したい方、キャリアアップのために挑戦する意欲がある方はぜひ検討してみてください。