「ドライバーズナビ」タグアーカイブ

実はNG? トラックドライバーなら知っておきたい車中泊禁止の場所

荷物管理や運行計画の都合上、車中泊をするトラックドライバーは少なくありません。しかし近年、「どこでも眠ってよいわけではない」という風潮もあり、自治体や施設側がルールを厳格化する動きも広がっています。

適切な場所で車中泊をすることは、ドライバーとしての責務です。今回は、ドライバーが知っておきたい車中泊禁止の場所を解説します。

車中泊禁止の場所とは?

80年代頃までは環境整備が不十分だったこともあり、「どこでも車中泊」も黙認されていました。

しかし現在は社会問題への対応やルール整備が進み、それらは通用しなくなっています。

まずは、車中泊を避けるべき場所を確認しましょう。

法律で禁止されている場所

法律によって車中泊が制限される場所は多く存在します。

公園や河川敷などの公共エリアは、都市公園法や河川法によって占有・宿泊行為が原則禁止されており、短時間の仮眠でも指導の対象になります。

また、道路上での車中泊は道路交通法違反となり、放置車両としてレッカー移動されることも珍しくありません。

さらに、コンビニや商業施設の駐車場、私有地での無断車中泊も厳禁です。営業妨害や不退去罪に問われることもあり、警察を呼ばれる事態にもなりかねません。

マナーとして避けるべき場所

法的に問題がなくても、周囲に迷惑をかける場所は避けましょう。

たとえば、住宅地。エンジンや出入りの音が生活環境に影響するため、住民とトラブルになる可能性は少なくありません。また、防犯意識が高まっている昨今、見慣れない大型車が停車しているだけで通報されることもあります。

それ以外にも、病院や学校の周辺、荷捌き場など利用目的が明確なエリアは、長時間の滞留が業務や交通の支障になります。ドライバーとして、社会的な配慮をもって車中泊の場所を選びましょう。

ドライバーの安全面から避けるべき場所

法律やマナーも重要ですが、ドライバーの安全確保も場所選びの重要なポイントです。

山間部のような夜間に人気のない場所は、犯罪被害のリスクが高く単純に危険。交通量の多い路肩や物流拠点付近も、事故の原因となるため注意が必要です。

また、自然環境も安全面を考えると無視できません。疲れていても、強風や洪水、積雪といった自然災害に巻き込まれることが予想できる場所で休まないことが重要です。

まとめ

車中泊は安全運行のために欠かせない休息手段。法律やマナー、リスクを考慮して、基本的には高速道路のサービスエリアやパーキングエリアなどを活用するとよいでしょう。

どこで休むかという選択は、ドライバー自身の安全だけでなく、地域社会や企業の信頼にも影響します。

日頃から、無理のない計画と環境への配慮をもった車中泊を心がけましょう。