行楽シーズンに注意!安全な車間距離を意識する防衛運転

秋の行楽シーズンは、各地に車で出かけようと考えている人も多いでしょう。

しかし、交通量が増えることで、事故が発生するリスクも高まります。運転に慣れていない人も多いため、トラックドライバーにとってはヒヤヒヤする場面も増えるのではないでしょうか。

そこで今回は、事故を「起こさない」だけでなく、事故に「巻き込まれない」ための防衛運転について考えます。

行楽シーズンに増える「危険な動き」に要注意

行楽シーズンは、普段より車や歩行者が増え、交通状況も変化します。

トラックドライバーにとっては慣れた道であっても、不慣れな道を走るドライバー、あるいは周囲の状況に戸惑っている人などもいるため、次のような動きには特に注意しておきましょう。

【車に多い危険な動き】

  • 急ブレーキ
  • 無理な割り込み

【歩行者に多い危険な動き】

  • 歩きスマホ
  • 予期せぬ横断

特に大型車は急な対応が難しい場面もあるため、十分な車間距離を確保し、早めの判断を意識することが重要です。

トラック(大型車)の基本!「車間距離」は時間で空ける

車間距離は安全運転の基本です。大型車は車両重量が大きく、急ブレーキをかけても瞬時に停止できないため、危険に気づいてからでは間に合わない可能性も高いでしょう。

ただし、車間距離は単純に距離を取るのではなく、時間を基準に判断しましょう。

前を走る車が道路脇の目印を通過してから、自車が同じ場所を通過するまでに4~5秒程度の時間を確保することを意識してください。

わずか5秒程度でも、それだけ時間を確保しておけば、前方の状況が変化した際に落ち着いて対応しやすくなります。

ドライバーを守る「防衛運転」3つのポイント

防衛運転は、周辺の不注意な行動や予測不能な動きをあらかじめ想定して運転することです。

事故を起こさないだけでなく、事故に巻き込まれないためにもまずは以下のポイントを心がけましょう。

①    基本は予測(3台先まで見る)

自分の前にある車だけを見ていると、その車の動きに合わせることになります。

しかし、さらに前の車が急ブレーキをかけると、その動きが連鎖して、自車がブレーキを踏むころには十分な車間距離を確保できないこともあります。

2台先、3台先の車の動きにも目を配る。早い段階で行動しはじめることが、事故回避のためのポイントです。

②    「かもしれない」運転を徹底

防衛運転では、常に「危険があるかもしれない」と考えることも重要です。

ドライバー業の方がつい忘れがちなのは、「慣れている自分でもミスをするかもしれない」という意識。これがあるだけでも危険に対する準備が変わります。

③    ドライブレコーダーは万が一のお守りに

最近のドライブレコーダーは、運転中の様子を撮影できるだけでなく、製品によっては危険を察知してアラートを出すなど安全運転を支援するデバイスへ進化しています。

事故リスクの低減はもちろん、状況証拠を残すことができるので安心感が生まれるでしょう。

まとめ

行楽シーズンは、普段とは異なる動きをするドライバーや歩行者、自転車利用者が増えます。

不測の事態に備え、事故を起こさない安全運転は当然として、事故に巻き込まれない防衛運転も大切です。

自分自身が無事に帰ってくることもまた、プロとしての仕事といえます。

十分な車間距離と冷静な判断を大切に、日々の運転を安全に行いましょう。