
長距離トラックドライバーは、長時間の運転のあとに車中泊をすることも珍しくありません。
しかし、この車中泊、ただ眠れば良いというものでもありません。事故防止、安全運転、そして、ドライバーの健康を守る意味でも「質の良さ」が重要になるでしょう。
この記事では、車中泊で快適に眠るための具体的な対策を解説していきます。
ドライバーの快適な眠りの重要性
睡眠不足の状態が続くと、イライラしやすくなったり体調を崩しやすくなったりと体にさまざまな不調を引き起こします。
そして何より、居眠り運転や注意力散漫による重大事故のリスクも絶対に無視できません。
とはいえ、ドライバーの多くが不規則勤務や拘束時間の長さから十分な睡眠時間を取れていないのも事実です。
もし長時間眠る時間を確保できない場合、「短時間でも質の良い睡眠」を心がけることが求められるでしょう。
車中泊で快適に眠る3つのポイント
単に車のなかで目を瞑るだけでは快適な睡眠といえません。
温度調整や適切な寝具を用意するなど、快適に眠るための環境を整えることが重要です。
ここでは、車中泊で工夫すべき3つのポイントについて紹介します。
1. 快適な睡眠は快適な環境づくりから
快適な睡眠のためには、最適な環境を整えることが重要です。
車内を適温に保つことはもちろん、車内灯やサンバイザーなどで車内の明るさを調整しましょう。特に、遮光性のあるカーテンはプライバシー保護という観点からも欠かせません。
また、夏場は網戸や虫よけを用意しておくと、虫の侵入に悩まずにすみます。
ただし、アイドリング状態での車中泊はエンジン音や排ガスの問題からトラブルになりやすいため、室温調整の電源は別途インバーターなどを使用しましょう。
2. 足を伸ばせる快適な寝床を確保する
足を曲げたまま眠るとエコノミー症候群のリスクが増大します。
体を十分に休めるためにも、横になって眠ることが重要。日頃から車内の整理整頓・清掃を欠かさずに行い、十分なスペースを確保しておきましょう。
また、昨今は、車中泊を前提としたマットレスも販売されているため、より快適性を高めることもできます。腰痛や肩こりなどの予防のためにも、自分に合ったマットレスを探してみてはいかがでしょうか。
3. リラックスできる服装にする
眠る前は、ゆったりとした服に着替えると睡眠の質が向上しやすくなります。
ゴムやベルトなどで締め付けられたままだと血流が滞り、むくみやこりの原因に。体温調整をする上でも、ゆったりとした服に着替えたほうが良いでしょう。
そのほか、アイマスクや耳栓、ベストや冷却マットなどがあるとより快適な睡眠を期待できますよ。
まとめ
トラック運転手にとって、車中泊は避けられないことも少なくありません。
自宅などとは違う場での睡眠を余儀なくされますが、ほんの少し環境を整えるだけでも日々の疲労を軽減することは可能でしょう。
安全運転のためにも、自分自身の健康のためにも、快適な睡眠を心がけてください。